2016.02/22 [Mon]
139.ついてくる?!
家から歩いて行ける場所に、小さな墓地があります。
私が子供の頃は、まだ土葬も行われていて、棺の形に合わせて掘った長方形の深い穴に
ロープを掛けた棺がゆっくりと降ろされていく光景は今でも忘れられません。
忘れられないと言えばもうひとつ、その墓地にはもうひとつ思い出があります。
それは小学生の頃。
小雨の降る夕方、どうしてもお菓子を食べたくなった私は、傘をさし、
当時近所にあったスーパーマーケットに1人で向かいました。
墓地の前を通り、スーパーマーケットで買い物をして帰る頃には、ほどよく暗くなり始めていました。
なんだか怖いな・・・。
そう思いましたが、墓地を避けるとずいぶん遠回りになります。
怖いのを我慢して、墓地の前を通って帰ることにしました。
そしてちょうど墓地の前に差し掛かった時のことです。
ぅぅぅ
何かが聞こえました。
え?!と思う間もなく、
ううう~~~ぅわああ~~~ぅおおお~~~
何十人ものうめき声が、墓地から聞こえてきたのです!!!
私は凍りつきました。
墓地を見ても、人影は見えません。
でも、何重にも重なったうめき声だけが、はっきりと聞こえているのです。
怖すぎて、走ることもできませんでした。
走ったら、襲い掛かってきそうな気がしたのです。
とにかく、前を見て、できる限り早く歩きました。
墓地から離れていくのに、うめき声はいっこうに遠のきません。
追いかけてきているのです!
家まで500mほどの道のりが、とてつもなく遠く感じました。
ようやく家にたどり着き、私は玄関に飛び込みました。
その瞬間、ようやくうめき声が消えました。
なんとも恐ろしい体験でした。
その時からずっと、最近まで、墓地の前を通っても何も起きませんでした。
ついこの間までは。
実はその墓地の入り口に、ゴミ集積所があるのですが、
そのおかげで毎週2回は墓地へ行くことになります。
夜に行くことが多いのですが、墓地の入り口に車を突っ込むと、
ちょうどヘッドライトが墓石群を照らし出し、なんともいえない雰囲気に・・・・・。
いつもは何もなく、
「お邪魔しまーす!」
「お邪魔しましたー!」
とゴミ出しを済ませるのですが・・・・・
ライトに照らされた墓地の通路、奥からゆらゆらと歩いてくる人影が・・・。
もちろん半透明な(T△T)
どんどん近づいてくる人影に、やばい!!!と思い急いで車をバックさせ、脱出しました。
ついてこなければいいけど・・・。
それから数日。
夜、出先から家に帰ろうと車に乗り、駐車場の出口に差し掛かった時。
ふと見たルームミラー。
後部座席に、はっきりと人影が!!!!!
「ぅわっ!!!びっくりしたー!」
それは、黒い輪郭がやけにはっきりと見え、輪郭の内側は半透明で、顔はわかりませんでした。
もしかして、墓地からついてきちゃったかなー。
「驚かすのは無しの方向でお願いしますよホント・・・」
そう呟いて家に帰りましたが、久しぶりに、びっくりしましたー ( ̄∇ ̄*)ゞ
私が子供の頃は、まだ土葬も行われていて、棺の形に合わせて掘った長方形の深い穴に
ロープを掛けた棺がゆっくりと降ろされていく光景は今でも忘れられません。
忘れられないと言えばもうひとつ、その墓地にはもうひとつ思い出があります。
それは小学生の頃。
小雨の降る夕方、どうしてもお菓子を食べたくなった私は、傘をさし、
当時近所にあったスーパーマーケットに1人で向かいました。
墓地の前を通り、スーパーマーケットで買い物をして帰る頃には、ほどよく暗くなり始めていました。
なんだか怖いな・・・。
そう思いましたが、墓地を避けるとずいぶん遠回りになります。
怖いのを我慢して、墓地の前を通って帰ることにしました。
そしてちょうど墓地の前に差し掛かった時のことです。
ぅぅぅ
何かが聞こえました。
え?!と思う間もなく、
ううう~~~ぅわああ~~~ぅおおお~~~
何十人ものうめき声が、墓地から聞こえてきたのです!!!
私は凍りつきました。
墓地を見ても、人影は見えません。
でも、何重にも重なったうめき声だけが、はっきりと聞こえているのです。
怖すぎて、走ることもできませんでした。
走ったら、襲い掛かってきそうな気がしたのです。
とにかく、前を見て、できる限り早く歩きました。
墓地から離れていくのに、うめき声はいっこうに遠のきません。
追いかけてきているのです!
家まで500mほどの道のりが、とてつもなく遠く感じました。
ようやく家にたどり着き、私は玄関に飛び込みました。
その瞬間、ようやくうめき声が消えました。
なんとも恐ろしい体験でした。
その時からずっと、最近まで、墓地の前を通っても何も起きませんでした。
ついこの間までは。
実はその墓地の入り口に、ゴミ集積所があるのですが、
そのおかげで毎週2回は墓地へ行くことになります。
夜に行くことが多いのですが、墓地の入り口に車を突っ込むと、
ちょうどヘッドライトが墓石群を照らし出し、なんともいえない雰囲気に・・・・・。
いつもは何もなく、
「お邪魔しまーす!」
「お邪魔しましたー!」
とゴミ出しを済ませるのですが・・・・・
ライトに照らされた墓地の通路、奥からゆらゆらと歩いてくる人影が・・・。
もちろん半透明な(T△T)
どんどん近づいてくる人影に、やばい!!!と思い急いで車をバックさせ、脱出しました。
ついてこなければいいけど・・・。
それから数日。
夜、出先から家に帰ろうと車に乗り、駐車場の出口に差し掛かった時。
ふと見たルームミラー。
後部座席に、はっきりと人影が!!!!!
「ぅわっ!!!びっくりしたー!」
それは、黒い輪郭がやけにはっきりと見え、輪郭の内側は半透明で、顔はわかりませんでした。
もしかして、墓地からついてきちゃったかなー。
「驚かすのは無しの方向でお願いしますよホント・・・」
そう呟いて家に帰りましたが、久しぶりに、びっくりしましたー ( ̄∇ ̄*)ゞ
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- [ちょっと不思議な話。]
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