毎晩、家事やら片付け終わって、入浴もすませてほっとしたあとに
いろんな方のブログなどを訪問して回るのがひとつの楽しみになっています。
今日は久しぶりに、山元加津子さんのHPを読んでいました。
山元さんは石川県の養護学校の先生で、「
ご自身の不思議な体験」と「
その続き」
を発見して読んだのが始まりですが、その生き方や、たくさんの素晴らしいエピソードを
知るに至り、人として尊敬してやまない素敵なお方です。
今夜読んだのは、「
たんぽぽの仲間たち」というHPの、
もくじへをクリックした先の、
「宇宙の秘密」という項目の内容でした。
読んでいておもしろく、それでいて深くて。
そして5番目の、「大きな力」を読み進めていたときのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下転載。
いくつのときだったでしょうか?人間の身体が細胞からできていると聞いたとき、
そしてその細胞が、最初はたった一個の細胞からできていて、それが、二つに分裂して、
4つに分裂して、その後どんどん分裂してできていると聞いたときのことです。
「どうして、細胞が一個から、二個になるとき、まったく同じ物が二つできて、
そのあともどんどんおなじものが増えていくのに、細胞がどんどん増えて、
人間の身体になったときに、どうして、その細胞が、口になっていたり、足になっていたり、
爪になっていたり、心臓になっていたりするの?だって、同じ物なのにどうして?」
私は不思議でならなくて、いろんなひとに聞きました。父も母も、
私が突拍子もないことを言っても、決して「変なことを聞いてはダメ」と言うことは
なかったので、このときも、「わからないなあ、よく気がついたね。おもしろいな」と
言ってはくれたけれど、その答えを教えてはくれませんでした。
学校の先生に聞くと、ある先生は「今はわからないけれど、調べてみよう」と
言ってくださったし、ある先生は「そんなことは考えない方がいい」と言いました。
今から思うと、そのときは、まだ遺伝子の研究がそれほど進んでいなくて、
誰もそのことの本当の答えを出してくれる人はいなかった時代だったのですね。
けれど、今は、科学も進んでそのことも明らかになりました。
筑波大学で遺伝子の研究をしておられる村上和雄さんは、ひとつの身体で、
どの部分も同じ遺伝子をもっているけれど、口の部分の遺伝子は口になるところが
ONになっていて、その他のところがOFFになっているから、口になり、
足は足の遺伝子がONになっているから足になるのだとおっしゃっておられました。
そして、村上さんは本の中でこんなふうに書いておられます。
「ヒトの遺伝情報を読んでいて、不思議な気持ちにさせられることが少なくありません。
これだけ精巧な生命の設計図を、いったいだれがどのようにして書いたのか。
もし何の目的もなく自然にできあがったのだとしたら、
これだけ意味のある情報にはなりえない。
まさに奇跡というしかなく、人間業をはるかに越えている、そうなると、
どうしても人間を越えた存在を想定しないわけにはいかない。
そういう存在を私は『偉大なる何者か』という意味で10年くらい前から
サムシング・グレートと呼んできました。
・・途中省略・・・
サムシング・グレートとは『こういうものである』とはっきり断言できる存在ではありません。
大自然の偉大な力ともいえますが、ある人は神様といい、別の人は仏様というかもしれません。
どのように思われても、それは自由です。
ただ、私たちの大本には何か不思議な力がはたらいていて私たちは生かされている、
という気持ちを忘れてはいけないと思うのです」
生命の暗号―あなたの遺伝子が目覚めるとき-村上和雄(サンマーク出版)
転載ここまで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うんうん。
そうそう!私もいつもそう思ってるのよ・・・・・。
・・・・・(*゚Д゚) アレ? 生命の暗号・・・?
ふと、右側にある本棚に目がいきました。
たくさんの本が、ごちゃーっと押し込まれている私の本棚です。
Σ(;゚ω゚)ハッ!!
するとまさに、最初に目に入った本が、「生命の暗号」↓↓↓
これって15年近く前に買って読んだ本・・・・・(*゚艸゚*)
こんなとこにあったんだ。。。気づいてなかったよ(´ω`;)
私も、子供の頃から山元さんのような疑問を持っていて、中学や高校の頃には、徹夜で
人体のしくみや遺伝子関係の本を読み漁ったりしていた「変な子」だったんです。
そしてこの、筑波大学教授の書いた本も、ずいぶん興味深く読んだのでした。
この本を買ったのは、この家を建てる前。
そして本好きの私は、溢れ返る本を、家中あちこちの棚に分散して置いているのに、
最近読んだわけでもないこの本が、すぐ目の前にあったことに驚きました。
まるで、サムシング・グレートに自己主張されたみたい・・・・・( *´艸`)
本当に、様々なことは繋がっていて、なにひとつ無駄なことも、偶然なんてことも
ないんだなーとしみじみ思ったのでした。
皆様も、お時間のあるときに、ぜひ「
たんぽぽの仲間たち」読んでみてくださいね。
大きな愛と感動があふれていますよ。
スポンサーサイト
NoTitle
いつも興味深い内容で読みいってしまいます。
私の存在も無駄じゃないんですね?
ちょっと違うか?
この生命の奇跡をちゃんと使いたいと思います。