昨日、ちょっと困った(ちょっとじゃないかも)事件がありました。
表情ひとつ変えずに、元気に事後処理をこなす私を見ていたPちゃんが、
「母さんのメンタルの強さはほんっとすごいわー。
俺だったらとんでもなく落ち込んで何日もなにもできなくなるよ・・・」
そう言って感心していました。
「だって、起こっちゃったことはもうどうしようもないじゃん?」
自然にそう答えた私でしたが、
時間がたつにつれて、なんだか違和感を感じ始めました。
「起こっちゃったことはどうしようもない」
それは事実だし、悩んだって仕方ない。
実際、そう思っていたのですが・・・・・。
3時間も過ぎた頃には、私は妙に落ち着きを失っていました。
夕食の支度をしようにも、考えがまとまらないのです。
なんとか家事をしていても、心に亀裂が入ってしまったような、
ハートの温度がだんだん下がっていくような、妙な違和感。
食事も、いつもほど美味しく味わえませんでした。
そして食後です。
いつものようにPちゃんと並んでPCの前に。
心の違和感が膨れ上がって、理由のわからない不安がわきおこっていました。
「これじゃあ情緒不安定だわー。なんとかしなくちゃ」
原因は、なんとなくわかっていました。
もともと私は、感情を表に出すことに関してはものすごく不器用で、苦手でした。
なにかあったときの「異常な冷静さ」
これは、動揺や落ち込みを恐れるあまり、
それを自分に許さず、いつも無意識に押さえ込んでいたため。
長いこと、そうやって押さえ込んでいたものが、限界に来てしまったようです。
心の中が、バラバラにちぎれてめちゃくちゃになっているような感じです。
夜は早めにベッドに入り、
「今日の事件で自分はショックを受けて落ち込んだ」
ことを自分に許し、しっかり自覚するように思いを巡らせました。
そして、今まで押さえ込んできた、様々な感情にも。
そうしているうちに眠りに落ちました。
今日は台風のおかげで、どこも行けないし、のんびりうだうだできました。
自分の部屋でゴロゴロしながら、本を読んだりうとうとしたり。
面白いことに、うとうとするたび、「向こう側」でとても深遠な啓示を受けるのです。
そして、だんだん目が覚めていく過程で、
確かに受け取ったその内容がすーっと記憶から消えてしまう。
不思議なことに、眠りから目が覚めるまで、意識が途切れることはなく、
記憶が消えてしまう瞬間をすごく残念に思いながらなすすべも無い、
そんなことを繰り返していました。
そのおかげか、ずいぶん立ち直りましたけど。 ←早い( *´艸`)
落ち込んでいいんだ。それが当たり前なんだから。
思いっきり落ち込み、うぎゃ~~~って頭を抱えていいんだし、
苦しかったら思いっきり悪あがきをする。
これは、ものすごーく大事なことなんだな、と実感しました。
嬉しいときは思いっきり喜んで
悲しいときはしっかり悲しんで
アタマにきたらちゃんと怒って
やっちゃったときは思いっきり落ち込んで、悪あがきして。
これこそが、生きている証なんですね。
これをちゃんとしている人が、生き生きしてる人であり、
これをちゃんとしてあげないと精神が蝕まれてしまう。
知っていたのに、自分も同じだってこと、忘れてたんですねー。
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NoTitle
お気持ちお察しいたします。
何も出来ませんが
ホ・オポノポノでエネルギーが伝われば
嬉しいです。